地域医療支援病院 赤磐医師会病院

〒709-0816 岡山県赤磐市下市 187-1 TEL:086-955-6688 FAX:086-955-4946
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ご挨拶

佐藤 敦彦

院長:佐藤 敦彦

 わたしども赤磐医師会病院は、「こころの通う温かみのある医療」・「安全で質の高い医療」に加え、「かかりつけ医との連携を深め、地域と共にある病院を目指す」という理念を掲げ、昭和57年に赤磐市(当時は赤磐郡山陽町)に開院しました。開院以来今日に至るまで継続して、かかりつけ医の先生方との共同診療(オープンシステム)を採用しており、入院医療に重点を置いた診療を行うことによって地域医療に貢献して参りました。

 現在、当院は内科・外科・整形外科・リハビリ科の常勤医師を中心とした計245床の地域中核病院となっており、一般病棟のほか、地域包括ケア病棟・回復期リハビリテーション病棟・療養病棟も併せ持つケアミックス型の病院です。このため急性期から回復期・慢性期に至るまで様々な病状を持つ患者様のニーズに対応した病床を有しております。

 一方、当院は「地域医療支援病院」・「へき地医療拠点病院」・「在宅療養後方支援病院」の許可を受けており、赤磐市内唯一の病院として公的役割も果たしております。医師会病院という特性を維持しながら、地域の救急医療を支えつつ、更には赤磐市北部などの医療過疎地域への医師派遣も積極的に行なっております。また、かかりつけ医からあらかじめ登録された患者様の緊急時の入院を常時引き受けることにより、在宅医療も支援しております。

 ところで、未曽有の高齢化社会の進行に伴う医療費の急騰を阻止するため、国の指導する「地域医療構想」には大幅な病床削減が盛り込まれています。今まで以上に各病院の役割が明確され、病院間の連携がより重要になってくると考えられます。当院には、開院以来のオープンシステムによる病診連携の実績があります。今後は、岡山市内の医療機関とも更なる連携を図り、〝より高度な医療を提供する病院に対する後方支援〟のできる病院としての役割を果たす所存であり、来るべき高齢化社会において安心の医療をお届けできるよう努力をして参ります。

 今後とも皆様方のご支援を賜ります様、よろしくお願い申し上げます。

理念・基本方針

赤磐医師会病院理念

1. 心のかよう、温かみのある医療の提供に努めます。
2. 安全で質の高い医療を提供し、信頼される病院を目指します。
3. かかりつけ医との連携を深め、地域と共にある病院を目指します。

赤磐医師会病院基本方針

1. 地域とのふれあいを基に、常に礼儀正しく、やさしく、温かい心で、最良の医療を提供します。
2. 知識・技術の向上に努め、常に安全性を考え、質の高い医療の提供に努めます。
3. かかりつけ医との密接な連携により、地域全体の医療レベルの向上に努め、地域から支持され、信頼される病院をめざします。

患者さんの権利と責務

赤磐医師会病院は、患者さんの権利と責務について定め、すべての患者さんの権利を尊重し、信頼関係のなかでよりよい医療を行なうことを目指しています。

・権 利
当院では、個人の尊厳を保持し、次に掲げる患者の皆さんの権利を尊重します。
1. 個人としての尊厳を尊重します。
2. 良質で安全な医療を公平に受けることができます。
3. 自分の状態や受けようとする医療について、十分な説明を受けることができます。
4. 自分の受ける医療について十分な説明を受けた上で、自分の意思で治療法を選択、 拒否することができます。
5. 個人情報やプライバシーが保護、尊重されます。
6. 自分の診療に関する情報について開示を求めることできます。
7. 他施設の医療従事者からの意見(セカンドオピニオン)を受けることができます。

・責 務
患者さんには、良質で安全な治療を受けていただくために、次のことをお願いします。
1. 自分の健康(身体的・精神的)状態やその変化を速やかにできるだけ詳細に正確に伝えてください。
2. 十分に理解できるまで質問し納得して医療を受けてください。
3. 他の患者や自分への職員の医療提供に支障を与えないようにしてください。
4. 病院の快適な医療環境の維持にご協力ください。
  ・病院内で大声を出したり、他の病室等へみだりに出入しないでください。
  ・医師・看護師をはじめとする病院職員の指示に従ってください。
  ・他の患者さんや職員に暴言・暴力・セクハラを行なった場合は、病院外に退去(入院中の場合は退院措置を)していただきます。
  ・病院内での携帯電話はマナーを十分に守ってください。
  ・病院敷地内建物内外を問わず禁酒・禁煙です。
5. 感染予防に対する院内の取り組みにご協力ください。
6. 医療費は指定された期日内にお支払いください。

個人情報保護に関する当院の方針

個人情報保護に関する当院の方針(医療に関するプライバシーポリシー)

当院では、安全で質の高い医療の実現と、より良い患者様サービスの提供を目標とした診療業務を行っています。患者様の健康状態に応じて迅速に的確な医療を提供させて頂くには、患者様に関する様々な医療情報が必要です。ただし、医療情報には患者様の個人情報が含まれていますので、安心して医療サービスを受けていただくためには、医療情報を安全に管理することが大切と考えています。当院では以下の基本方針に基づき、患者様の個人情報保護に細心の注意を払っています。

1.個人情報の収集・利用・提供

当院が患者様の個人情報を収集する場合は原則として、①診療・看護及び患者様の医療 ②病院の運営管理 ③看護学生及び研修医等の臨床教育 ④学会・医学雑誌等への発表(氏名・生年月日・住所等を消去し匿名化します。匿名化が困難な場合は、本人の同意を得ます。) に必要な範囲においてのみ行います。その他の目的に個人情報を利用する場合はあらかじめお知らせし、ご了解を得た上で実施します。
また当院は、患者様の個人情報の利用につきましては以下の場合を除き、本来の利用目的の範囲を超えて使用いたしません。
・ 患者様の了解を得た場合
・ 個人を識別あるいは特定できない状態に加工*1して利用する場合
・ 法令等により提供を要求された場合
当院は、法令の定める場合を除き、患者様の許可なく、その情報を第三者*2には提供いたしません。

2.個人情報の適正管理について

当院は、患者様の個人情報について、正確かつ最新の状態に保ち、患者様の個人情報の漏えい、紛失、破壊、改ざん又は患者様の個人情報への不正なアクセスを防止することを努めます。

3.個人情報の開示及び修正等について

当院は、患者様の個人情報について患者様が開示を求められた場合には、遅滞なく内容を確認し、当院の規程及びガイドラインに従って対応いたします。また、内容の確認、訂正あるいは利用停止を求められた場合も、調査し適切に対応いたします。

4.法令の遵守と個人情報保護の教育及び継続的改善

当院は、個人情報の保護に関する日本の法令、その他の規範を遵守するとともに、個人情報保護体制を適切に維持するため、職員の教育・研修を徹底し、上記の各項目及び内部規則の見直しを継続的に行い、改善します。

5.問い合わせ窓口

当院の個人情報保護方針に関してのご質問や患者様の個人情報のお問い合わせは1階受付及び各病棟ナースステーションに設置しております下記の窓口でお受けいたします。

窓口 「個人情報保護相談窓口」

平成31年4月1日
赤磐医師会病院
院長 佐藤 敦彦

*1 単に個人の名前などの情報のみを消し去ることで匿名化するのではなく、あらゆる方法をもってしても情報主体を特定できない状態にされていること。
*2 第三者とは、情報主体及び受領者(事業者)以外をいい、本来の利用目的に該当しない、又は情報主体によりその個人情報の利用の同意を得られていない団体又は個人を指す。
※この方針は、利用者のみならず、当施の職員及び当施設と関係のある全ての個人情報についても上記と同様に取り扱います。


一般社団法人 National Clinical Database(NCD)の手術・治療情報データベース事業への参加について

病院医療の崩壊や医師の偏在が叫ばれ、多くの学会や団体が医療再建に向けて新たな提言を行っていますが、どのような場所でどのような医療が行われているかが把握されていない状況では、患者さん目線の良質な医療は提供できません。そこで日本では、関連する多くの臨床学会が連携し、わが国の医療の現状を把握するため、『一般社団法人National Clinical Database』(以下、NCD)を立ち上げ、データベース事業を開始することになりました。この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための専門医の適正配置が検討できるだけでなく、最善の医療を提供するための各臨床現場の取り組みを支援することが可能となります。何卒趣旨をご理解の上、ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

一般社団法人National Clinical Database 代表理事
岩中 督

赤磐医師会病院の外科は,一般社団法人 National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています.この事業は,日本全国の手術・治療情報を登録し,集計・分析することで医療の質の向上に役立て,患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです.この法人における事業を通じて,患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく,患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます.何卒趣旨をご理解の上,ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

1.本事業への参加について

本事業への参加は、患者さんの自由な意思に基づくものであり、参加されたくない場合は、データ登録を拒否して頂くことができます。なお、登録を拒否されたことで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。

2.データ登録の目的

患者さんに向けたより良い医療を提供する上では、医療の現状を把握することは重要です。NCDでは、体系的に登録された情報に基づいて、医療の質改善に向けた検討を継続的に行います。NCD参加施設は、日本全国の標準的成績と対比をする中で自施設の特徴と課題を把握し、それぞれが改善に向けた取り組みを行います。国内外の多くの事例では、このような臨床現場主導の改善活動を支援することにより、質の向上に大きな成果を上げています。

3.登録される情報の内容

登録される情報は日常の診療で行われている検査や治療の契機となった診断、手術等の各種治療やその方法等となります。これらの情報は、それ自体で患者さん個人を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。情報の取り扱いや安全管理にあたっては、関連する法令や取り決め(「個人情報保護法」、「疫学研究の倫理指針」、「臨床研究の倫理指針」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。登録されたご自身のデータをご覧になりたい場合は、受診された診療科にお問い合わせ下さい。

4.登録される情報の使われ方

登録される情報は、参加施設の治療成績向上ならびに皆さまの健康の向上に役立てるために、参加施設ならびに各種臨床領域にフィードバックされます。この際に用いられる情報は集計・分析後の統計情報のみとなりますので、患者さん個人を特定可能な形で、NCD がデータを公表することは一切ありません。情報の公開にあたっても、NCD内の委員会で十分議論し、そこで承認を受けた情報のみが公開の対象となります。

お問い合わせについては受診された診療科またはNCD 事務局までご連絡下さい。

National Clinical Database 事務局
URL:https://www.ncd.or.jp/
(お問い合わせは上記ホームページ内のフォームからお願いいたします。)


日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究について

日本消化器内視鏡学会への臨床研究協力について