地域医療支援病院 赤磐医師会病院

〒709-0816 岡山県赤磐市下市 187-1 TEL:086-955-6688 FAX:086-955-4946
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薬剤科Hospital Pharmacy

薬剤科紹介

 薬剤科では、薬物療法を安全かつ効果的に実施するために、薬に対する正しい知識の習得、最新の情報に基づく処方設計の支援や処方箋の監査、適正に管理された医薬品を用いた正確な調剤と医薬品の供給、患者さんが正しく服用できるための服薬説明、副作用の重篤化を回避するために必要な情報提供及び副作用モニタリングを行っています。
 また、臨床現場において、薬剤が用いられるいろいろな場面があり、薬剤師が必要とされるチーム医療の中で、薬の専門家としての役割が求められています。チーム医療の一員として感染対策、NST、褥瘡対策、糖尿病ケアなど様々な委員会で活動しています。

セントラル業務

内服業務

 主に入院患者さんの内服薬と外用薬の調剤を行っています。用法用量・副作用・重複投与などの処方内容が正しいかを確認し、必要な時は医師に疑義照会を行い、医薬品適正使用の推進に取り組んでいます。
また、全自動錠剤分包機・調剤監査支援システム・散剤分包機などの導入により、安全性の向上を図るとともに業務の効率化にも努めています。

注射業務

 注射業務においても、内服薬と同様に各種システムを使用し、注射薬の配合変化・投与量・投与速度などを確認しています。

混合調製業務

当院では、抗がん剤や高カロリー輸液などの注射薬の無菌調製を行っています。
入院・外来における抗がん剤治療内容について、薬剤師がレジメンチェックを行い、抗がん剤の種類・投与量・投与間隔等の確認を行っています。また、当院では外来化学療法室(3床)を有しており、入院・外来でがん化学療法を行う患者さんに、服薬指導を行っています。

DI(医薬品情報)業務

 厚生労働省や医薬品医療機器総合機構(PMDA)・製薬会社などからの医薬品情報や副作用情報を収集・評価・管理し、医療従事者からの問い合わせなどに対して、迅速な情報提供を行っています。また、薬事審査委員会における資料作成もしています。

病棟薬剤管理業務

各病棟に薬剤師を配置し、病棟薬剤師は、入院時に持参された薬の内容や薬剤性アレルギー、副作用歴などの確認し、得られた情報を他の医療スタッフと共有しながら、より良い医療を提供できるように努めています。入院中に開始になった薬を安心して服用できるように、わかりやすい説明を心がけ、患者さんの質問にも随時お答えしています。

チーム医療

当院では各医療チームに薬剤師を配置し、職能を発揮しながら適切な薬物治療を提供できるように努めています。

・感染対策チーム
・緩和ケアチーム
・NST(栄養サポートチーム)
・糖尿病ケア
・褥瘡対策チーム
・骨折2次予防チーム

その他

病院見学は随時行っています、お気軽にお電話ください。

TEL: 086-955-6688(代表) 薬剤科まで

入職者の声

●入職2年目
赤磐市という地域に馴染みの無い方もいらっしゃると思いますが、病院は岡山市から近く、薬剤科内職員の7割が岡山市内から通勤しています。
赤磐医師会病院は、一般病棟の他にリハビリテーション病棟・療養病棟も併せ持つため、急性期だけでなく慢性期や回復期における薬物治療にも携わることができる病院です。薬剤師3年目で転職しましたが、調剤業務だけでなく病棟薬剤業務やNST活動など様々な業務を経験でき、薬剤師としてのスキルアップに繋がっています。薬剤科内はコミュニケーションが取りやすく、宿直や休日の日直も無く、残業もほとんど無いため仕事と日々の生活を充実させることができています。

●入職6年目
2児の母で転職して6年目になります。
内服外用剤・注射剤の調剤・監査、服薬指導、委員会活動、病棟カンファレンスへの参加など幅広い業務が行え、他職種とも関りが持てるため知識の習得に繋がっています。また、当院は担当業務が厳密に決まっているわけではないので、様々な業務が行えるというのが特徴だと思います。
車通勤が可能、有休が取りやすく定時出退勤で日直もほぼなし、託児所もあるので、子育てをしながらでも働きやすい環境です。